
The Liberal Arts of Computer Science
The Liberal Arts of Computer Science すべての職業に、コンピュータサイエンスという教養を。
かつてITは、“専門職”だけの世界でした。しかし今は、営業やマーケティング、人事、会計、教育など、すべての職業において、コンピュータサイエンスとAIを理解する力が武器となる時代が訪れています。私たちの教育では、単にプログラマやエンジニアを目指すだけではなく、コンピュータサイエンスとAIを“職業教養”として身につけ、あらゆる業界で活躍できる人材を育てることを重視しています。
ここでは、コンピュータサイエンスやAIの知識があることによって、従来の職業がどのように変化し、新たな価値を持つかをご紹介します。
85%の企業が、いま“DX人材”が足りないと危機感を抱いています。
DX推進に人材が不足している企業の割合
2023年〜2024年にIPA(情報処理推進機構)が実施した「DX動向2024調査」では、DX推進に関わる人材を「大幅に不足」「やや不足」と回答した企業は全体の約 85〜90%に達しています。特に「システム開発の内製化」に関しては、87.4%の企業が人材確保に苦戦している状況です。
(出典:IPA独立行政法人情報処理推進機構「DX動向2024 - 深刻化するDXを推進する人材不足と課題」より)
育てる人材を企業が定義できていない――あなたの“手に職”が、企業から求められている現実
DX担当者が人材要件を明確化できていない企業の割合
2023年度のIPA(情報処理推進機構)のデジタル時代のスキル変革等に関する調査では、日本企業の約80%の企業がDX人材に関する明確な要件定義ができていないと回答しており、「誰がどう育てるべきか」もはっきりしていない実態があります。
(出典:IPA独立行政法人情報処理推進機構「デジタル時代のスキル変革等に関する調査(2023年度)」より)
コンピュータサイエンスとAIの教養がもたらす、職業と業務の進化
エンジニア職以外の将来にも、ITとAIの教養が力となります。
「自分は文系だから」「営業や人事に進むつもりだから」——そんな理由でITから距離を取る時代は終わりました。今や、“わかる人”が職種を超えて選ばれる時代です。コンピューターサイエンスとAIの知識は、あなたの進路と可能性を広げてくれます。